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ギルドメンバー Prim Roseのギルドメンバーは、在籍人数16名になります。 (2010/3/1現在)高接メンバー5名 在籍職 LK 1名 Hiウィザード 1名 Hiプリースト 1名 ナイト 2名 クルセイダー 1名 ローグ 1名 プリースト 1名 ハンター 2名 ウィザード 1名 モンク 1名 ブラックスミス 1名 アルケミスト 1名 マジシャン 1名 養子スパノビ 1名 全 16名 桜月 葵 ギルドマスター(休止中) DEX=VIT>INT型 TU支援ハイプリースト
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【登録タグ B wintermute 初音ミク 曲】 作詞:wintermute 作曲:wintermute 編曲:wintermute 唄:初音ミク 曲紹介 ちょっとB面っぽい感じで。(作者コメより転載) PVのイラストは漫画家のニヤコ氏が手掛ける。 歌詞 (ピアプロより転載) 飲みかけのレモンティーの氷が崩れる音で 夢から覚めるんだ きみの思い出から 離れてしまうんだ ぼやけて消えるんだ 透明になってぼくは記憶の檻から逃げる 秘密の裏切りも涙の告白も 終わりの瞬間も遠くに消えていく 色の変わった町をいつもの靴で歩く 忘れられないけどお別れしなくちゃね 開いた傷からは赤い血が流れて 地面に染み込んで花を染めていくよ ぼくらの憂鬱を美しさに変えて コメント 最後の一文が好き。こういう表現力ずっと維持できるってすごいなー -- 名無しさん (2010-05-02 16 20 56) 大好きです -- 名無しさん (2011-05-07 13 05 08) 名前 コメント
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性別 女 名前 竜田 勇魚(タツタ イサナ) 年齢 27 能力分類 【特殊系】 能力属性 血 誕生日 11/3 身長 174cm 体重 ??kg 趣味 悪党狩り 好きな食べ物 鯨の竜田揚げ 好き 善 嫌い 悪 大切 平和、妹 キャラクター 純国産OL剣士。 かつては「天下第一の剣士」を目指していたが、自分の才能の限界を感じて断念。 国立大学を卒業し、某大手企業に会社員として勤めている。 今は何かを守り、悪を討つ為だけにその剣を抜くという決まりを課している。 しかし昔からの習慣である「悪党狩り」は今も続行しており、夜な夜な仕事帰りに治安の悪い地区に出向いている。 「天下第一の剣士」を目指していた時に魔剣『フルンティング』と出会い、以来己の剣としている。 剣を抜身で持つのは法律的にヤバいので、普段は刀身を液体状にしてビンの中に詰めている。 冷静沈着で何事にも動じない性格の様に見えるが、意外と脆い部分も多い。 特に恋愛事情には疎く、彼氏居ない歴=年齢記録更新中。 最近高校や大学の同級生が未婚者<既婚者な人口構成になってきており、結構焦っている。 肩の辺りまで伸びた黒髪で、細めの眼鏡を掛けている。 青○で売ってそうな典型的な女性用スーツを着用。 所持品 自分の血が入っているビン500ml×1 血を保存できるビン500ml(空)×3 魔剣『フルンティング』 赤黒い刀身を持つ、その柄にはびっしりと茨のレリーフが刻み込まれている長剣。 この剣の刀身を構成するのは血液であり、平常時は凝固した状態を維持している。 しかし、使用者の意思一つで凝固状態から即座に液体化させる事が可能であり、刀身が折れたとしても新たな血液を補充する事で刀身を再構成する事が出来る。 また液状化した刀身を鞭のように振るうことや、一部を霧のように吹き出させて目潰しに使用するなど、刀身の操作はかなり自由にする事が可能。 大体、業物の名刀程度にはよく切れるが、刀身の形状を変えれば〝切れにくくする〟事も可能で、鋸歯などにも変化可能。 能力 【魔穢血剣】~THR BLUE BLOOD~ あなたは能力を一切持たず、魔力も持たないが一振りの魔剣を持ち、それを扱う術を持つ剣士である。 あなたの剣は、赤黒い刀身を持つ長剣であり、その柄にはびっしりと茨のレリーフが刻み込まれている。 この剣の刀身を構成するのは血液であり、平常時は凝固した状態を維持している。 しかし、使用者の意思一つで凝固状態から即座に液体化させる事が可能であり、刀身が折れたとしても新たな血液を補充する事で刀身を再構成する事が出来る。 また液状化した刀身を鞭のように振るうことや、一部を霧のように吹き出させて目潰しに使用するなど、刀身の操作はかなり自由にする事が可能。 相手に切りつけたり突きを放った際に相手の血液を奪う事も出来るが、一回の攻撃で最大で50ml位が吸血できる限界。 但し、相手の体外に飛び散った血や、相手が死んでいる場合、自分の血液である場合は別。 スペック 身体能力:この剣を自在に扱える程度 技量:この剣を自在に扱える程度 自分の血が入っているビン500ml×1 血を保存できるビン500ml(空)×3 魔剣『名称自由』一振り Q1.剣の切れ味はどんなもんでしょうか? A1.大体、業物の名刀程度にはよく切れますが、刀身の形状を変えれば〝切れにくくする〟事も可能ですし、鋸歯などにも変化可能です
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last modified 2009年09月06日 (日) 23時25分45秒 カドゥケウス NEW BLOOD 本編TA ルール 難易度NormalでNewGame エンドセーブのセーブ時間で計測 執刀医はどちらでも構わない 順位 タイム 達成者 達成日 その他 1 1時間46分8秒 おっさん 2008年12月30日 2 1時間54分14秒 手抜き 2009年4月27日 3 2時間23分54秒 毎日が月曜日 2009年9月6日 4 2時間39分36秒 みづき 2009年5月16日 1度しかクリアしてない XSランクTA ルール 難易度HardでNewGame 全ステージでXSランクを取得した後のオートセーブのセーブ時間で計測 執刀医はどちらでも構わない 順位 タイム 達成者 達成日 その他 1 3時間30分26秒 おっさん 2008年12月28日 2 *時間*分*秒 *年*月*日 3 *時間*分*秒 *年*月*日 OperationモードTA ルール 全ステージ出現しているデータをロード 難易度NormalでExtreamとスコアアタックを除く全ステージをクリア 7-6手術終了後ステージ選択画面に戻った時点で計測終了 執刀医はどちらでも構わない 順位 タイム 達成者 達成日 その他 1 1時間22分34秒 手抜き 2009年4月28日 2 *時間*分*秒 *年*月*日 3 *時間*分*秒 *年*月*日
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プロフィール 〝Bloody Mary〟 これまでのお話 Bloody Mary 〝其れは狂い嗤う鮮血の美酒〟 〝其れはとある求血姫の一日(夜)〟 〝其れはとある求血姫の一日(昼)〟
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MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B エコールソフトウェア 発売日 2007年7月27日 価格 6,090円(通常版)/8,190円(初回限定版) 443 名前:名無しさん必死だな[sage パッチ必須] 投稿日:2007/07/29(日) 22 15 11 ID 8HZJDH3G0 需要があるかどうかわからないけれどPC版メルブラのレビューでも書いてみる AC・PS2でも気になった試合開始までに時間がかかる欠点はあまり改善されていない(メモリが少ないPCとかだと試合前の暗転が終わるまで10秒くらいかかったりする…) 台詞はフルボイス、ストーリーモードのネコアルクカオスのシナリオはAC版とは全然違うより電波的なシナリオになっていて一見の価値あり(他のキャラは未確認) 4人対戦は飛び道具であっさり封殺できたりするので遊ぶ際はルールを作る必要あり 2対2の交代制タッグ対戦は組み合わせで弱点を補ったり好きなコンビで対戦できたりしてなかなか面白い(組み合わせごとにチーム名がついたりするし) やっつけ移植な部分も多いけれど、まずまず面白い ただ、バグがけっこう見つかっているので購入は後回しにした方が賢明かも…
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2: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/22(日) 19 44 31 ―deserted church― 元は教会だと思われるその寂れた建物の中、一人の青年が幾多の折り重なる死体の上に居座っていた。 返り血で赤くなった大きな十字架を背後に手に大きな鎌を持って折り重なった死体に座る彼はさながら悪魔かもしくは死神のようにも見えた。 髪は闇夜のように黒く、瞳は血色に底光りする赫色。肌は白く、体は華奢だ。その整った顔は返り血で真っ赤に染まっている。その返り血で真っ赤に染まった彼は手に持った大鎌に飛び散った血を一滴舐めとると不気味に笑みをこぼした。 「また派手にやったな、イエティ」 イエティと呼ばれた青年は真っ赤に染まった顔を仰け反らせるようにしてゆっくり後ろを振り向くとまた笑みを零しながら言った。 「あぁ……ハハッ。仕事だし?何よりも綺麗でしょ?……フフッ……ねぇ?キルト」 キルトと呼ばれたもう一人の青年は月明かりに照らされた教会の窓際にもたれかかっていた。 彼はイエティとは違い少しも血を浴びていなく、月明かりの中その肌の白さがまぶしいほどに光っていた。 キルトは長く赤い髪を後ろで三つ網状に結っている。イエティと反対に少し体は逞しく、その手には二丁の小さな拳銃が握られていた。 「……まぁ、お前が赤く染まってる姿を見るのも悪くねぇぜ」 そう言うとキルトはイエティの傍まで行って彼の頬に手を当てた。 「…… アハッ。ありがとっ」 「さて、もう行こうぜ。仕事は終わったんだ。いつまでも此処にいる意味はねぇだろ」 そう言ってキルトは手に持っていた拳銃を腰に戻すと両開きの大きな扉へと踵を返して向かう。 イエティは死体の椅子から降り、手に持っていた大鎌を肩に担ぐとキルトを追いかけた。キルトと並ぶとイエティの背の小ささが際立つ。 「やっぱお前ちっちぇなぁ……」 そう言ってキルトは横に追いついたイエティの頭に手を置いた。 年は1つか2つほどしか変わらないはずなのにイエティはキルトの肩ほどしか背がない。 「……んん?それは僕を馬鹿にしているのかなぁ?キルト君」 やけにゆったりとした口調で大鎌に手をかける。 「…おお、怖いなぁまったく」 キルトはそう言いながらも全く怖そうにしていない。 イエティはそれを見て『フフッ』と笑うと大鎌に掛けていた手を戻した。 寂れた教会の外、其処に二人のことを待つ人がいた。 車にもたれかかり煙草で一服する彼は一見三十路近くに見える。髪は短く、明るい茶色をしていて、くたくたになったキャスケットをかぶっている。 「おぉ、ブラッド居たのか」 彼にキルトが声を掛ける。 ブラッドは此方を向いて微かに笑うと呆れながらも言った。 「おぃおぃ、遅かったじゃねぇか。ずっと待ってたんだぜ?ほら、乗んな」 そう言うとブラッドは車のドアを開けた。 「仕方ねぇだろ、イエティがずっと遺体弄んで遊んでるんだもんよ」 キルトがブラッドの問いに答えながら車に乗り込む。 今にも壊れそうなおんぼろの車はイエティ、キルト、ブラッドが乗り込むと軋む様に上下に揺れた。 「…あれれ?キルトだってもう死んでる人に何発も弾打ち込んで遊んでたよねぇ?」 キルトが『それもそうだけどさ』と笑い交じりに答えると車の中をブラッドの陽気な笑いが包み込んだ。 二人もそれを聞いて顔を見合わせ、笑った。 そしてブラッドは『二人は本当に仲がいいのな』と言うとおんぼろの車を故郷へと向けて発進させた。 どんどん教会が遠くなっていく。キルトは後部座席でもう少し遊んでいたかったな、と言わんばかりに名残惜しそうな顔をしていた。 7: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/23(月) 19 34 42 ―return to the hometown― おんぼろ車を走らせて約一時間。やっと彼らの故郷が目の前に見えてきた。 イエティが視線を窓の外へと移すと其処には巨大な教会が建っていた。とは言っても彼らが先刻まで殺人を犯していた寂れた教会なんかではなく、それよりも遥かに立派で巨大な教会だった。 その立派な教会に不釣り合いなおんぼろ車が門をくぐる。 教会の中庭はこれ以上ないほどに陽の光が射し、イエティにとっては眩しい位に明るかった。 光の溢れる庭には清楚なシスターたちが小さな孤児たちに絵本を読んでいる。 「なんだイエティ。お前も読んでもらいたいの?」 キルトが口元に意地悪そうな笑みを浮かべてわざとからかう様な口調で言う。 「そんな訳ないでしょ。あそこは僕らとは違う世界。あんなの夢見るほうがバカだ」 そう、あそこは僕らの居るべき場所じゃない。あの孤児たちが居るべき場所がこの光あふれる教会ならば、僕らの居るべきところは先刻までいたあの寂れた教会だろう。 寂れた教会の中、幾多の遺体の中で不気味な笑いを零すこれまた不気味な子供。それが僕達の姿だ。あぁなりたいなどと夢見る資格さえ僕らには無い。 「お前なぁ…そんな悲しいこと言うなよ。お前だってガキなんだから」 「ガキって何?僕、キルトとたった2つしか変わらないはずなんだけどな。いくら背が小さいからって子供扱いするのはどうかと思うなぁ?うん、どうかと思うよ」 そう反論してキルトを睨む。でも背が小さいからかキルトはそんな僕にもお構いなしだった。 ほら、お子様はそろそろねんねの時間だぜ、そう言ってまた僕をからかう。 僕らの話を聞いていたのか運転席のブラッドがまた陽気に笑う。 キルトはそれに合わせて笑っていたが僕は後部座席で腕を組んでムスッとしていた。 横を見るとおんぼろ車の窓の外、孤児たちが楽しそうに笑っている。僕にはなぜだかこのおんぼろ車の薄いガラス窓一枚で平和な生活と隔離されているような気がしてならなかった。 僕がそういう思いで窓の向こうを見ていたことに気がついたのかキルトは悲しそうに微笑むと僕の頭を軽く撫でた。 またガキ扱いされたのかと大鎌に手をかけ振り返るとその手を引き戻した。何故なら、横にいるキルトが悲しそうな顔をしていたから。 僕はキルトの手を振り払った。 一瞬キルトは驚いたような顔をしたがまたいつもの様に笑うと今度はぐしゃぐしゃと僕の頭を撫でた。 「………」 僕が何も言わずに睨み付けると『悪い』と言って笑った。 「さぁ、着いたぜ」 車が止まり、運転席から声がする。 おんぼろ車のドアを開けて地面に足を付けるとなんだか懐かしさを感じる。 ―――――帰って、来たんだ。 目の前には見上げるほどに大きな礼拝堂。寂れた教会とは比べ物にならないほどの大きな教会。礼拝堂を取り囲むように植えられた木。その一つ一つがすごく懐かしく思えた。 「イエティ、行くぞ」 キルトが手を差し伸べている。その手を掴むと礼拝堂に向かって歩き出した。 8: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/23(月) 19 35 02 ギギギ、と大きな音を立てて両開き式の扉が開く。 礼拝堂の独特な埃のにおい。目の前には両側にいくつもの椅子。赤く長い絨毯。祈りをささげる人々、そして、大きなキリストの姿。 ―――――どれも僕には不釣り合いなものばかりだな。 そうして自分を嘲る様に笑うとまた歩を進めた。 礼拝堂の横にある扉を抜けてまた長い廊下を歩く。 10分ほど歩いただろうか?ブラッドはある扉の前で立ち止まるとその部屋の扉を開いた。 「やぁ、帰ってきたんだね。ご苦労様でした。きちんと出来たかな?」 その部屋の中にいた人物が三人に労いの声をかける。 深い茶色をした長い髪を後ろで結っていて、瞳はこれまた深い茶色。神父の様な修道服を着ている。その手には大きなショットガンが握られている。どうやらこれまでそれを手入れしていたようだ。 「いいですけど、所長。教会のなかでそいつ持ってると子供たちに避けられますよ?」 所長は微かに笑うとショットガンを横にあったショーケースの中に戻した。 「それはそれはキルト君、忠告をありがとう」 「いえいえ、礼には及びません。当たり前のことですよ、ハインド所長サマ」 わざとからかうように言うキルトに少々呆れながらも『君はいつも意地悪だよねぇ』と答えた。 「ハインド、次の仕事……」 「ん?イエティ、所長だよ、所長!呼び捨ては歓迎しないな」 「……そんなのどうでもいいじゃん」 「……ふぅ…暫くは仕事もないしゆっくりして行った方がいいよ」 ―――この教会での仕事。 それはシスターの言う様な宣教などだけではない。法の網を掻い潜り国でさえ裁けなくなった犯罪者をこの手で密かに始末する。それがこの教会の裏の仕事。 僕もキルトもその仕事をしているからこの教会に住まわせてもらっている部分もある。 「じゃぁ、俺らは教会の中でゆっくりしてっからなんか仕事入ったら言ってくれよな」 そう言ってまだ話がしたそうな所長を置いて所長室を出る。 所長室を出るとキルトが僕の頭を撫でてきた。 「………イエティ、ごめんな、こんなことに巻き込んじまって」 そう言うとキルトは悲しそうな、それでいて寂しそうな顔をした。 きっとキルトは後悔しているのだろう、自分がした事。 ほんの一、二年前身寄りのない僕を街の路上で拾ってくれたのがキルトだった。その時ほんの1ヶ月前に目の前で親を亡くした僕にこの教会は平和で、でも平和すぎた。 僕は自ら望んでキルトと同じ仕事がしたい。そう名乗り出て仕事に加えてもらった。 初めは慣れずに現場でウロウロするしかなかった僕も二年が経ち人並みに仕事をこなせる様になった。 ただそれと同時に僕は心を失った。街で拾われた時にはもう人形のようだったとキルトは言っていたけれど、僕には何の事だかよくわからない。そもそも心がどういうものかを知らなかったから。 だって僕は人並みに笑うでしょ? それでいてキルトは心がないと言う。僕には理解できなかった。 9: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/25(水) 22 30 10 ―truth― 「ハインド?このままでいいのか?」 ブラッドが煙草を銜えながら問いかける。 あの二人が出て行ったあと、所長室に残っているのはハインドとブラッドの二人。 銜えた煙草にライターで火を点けると紫煙の煙を吐き出した。 「このままって?」 「あの二人のことだよ。あのままじゃイエティは救われないぜ?」 この仕事を始めて心を失ってしまったイエティ。 その事を知らない振りをする様な事だけはしない。俺もハインドも、キルトも……。 あいつの事は如何にかして救ってやりたい。 俺達だけではなく教会のみんなが思っていることだ。 チラッとハインドを横目で見ると何かを深く考え込んでいるようだった。 それから何かを思い立った様に深く息を吐くと机の引き出しから資料を取り出してそれを俺に見せた。 「何だよ、これ……」 「これをあの子に見せろっていうのかい?それはさすがに酷って物だよ」 そのたった2,3枚の資料にはイエティがこの教会に来る前の出来事が書かれていた。 なぜ両親を失ったのか。なぜ心を失ってしまったのか。 その事実はあまりにも残酷で、悲劇と呼ぶには重すぎるものだった。 「これは僕らの心に仕舞っておくだけでいいんだ。この事は誰にも口外しないと約束してくれるね?」 俺はハインドの問いに答えられなかった。 その資料を手にしたまま固まってしまい、声も出なかった……。 イエティは以前、街でキルトに拾われるより前の記憶がないと言っていた。 記憶が無かったのはこの所為だったのか………。 「……ブラッド?」 「…………あ、あぁ」 如何にか振り絞るように一言そう答えると幾ばかりか俺の手汗で湿った資料をハインドに手渡した。 「イエティには…言わない、のか?」 俺は何故かその問いを聞いてしまっていた。答えなら当に分かっているはずなのに。 ハインドは資料を机の引出しに仕舞おうとしていた手を止めて呟いた。 「…… 言えるわけ、ない」 10: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/30(月) 10 54 46 ―Short-lived peace― 「キルトさんいつ帰られたんですか?」 振り返ると其処には俺よりも少し背の低い女が居た。 「ああ、セラン久しぶりだね。昨日帰ってきたばかりなんだよ」 セランは俺より歳は二つ上。俺よりも低い背に長い金髪を腰まで揺らし、華奢な体に白いワンピース。白い肌に奇麗な青い瞳。その姿はどこから見てもシスターのようだった。 だがこんなセランも俺やイエティと同業者。つまりは殺しを生業にしているのだ。 其れでもそんな事を感じさせない品の良さが彼女のすごいところで、その為か同業者の中でも一番子供たちに好かれていた。 「その花束……そう言えば今日は命日でしたね」 セランが俺の持っている花束を見て呟いた。 今日は命日。俺の父さんと母さんの……。 年に一度命日になると教会の隅の隅に作られた西洋墓地にまで足を運んで花を供えに行く。 俺の大好きなクリスマスローズを両手いっぱいの花束にして。 「うん。これから行くとこだったんだよ。」 「クリスマスローズ………キルトさん………」 そう言うとセランが悲しそうな目で俺を見つめる。 セランはこの教会の庭園を任された程の大の花好き。この花の意味。きっとセランには分かっているだろう。 それを解っていながら詳しい事を聞こうとしないのはセランの優しさか……。 「じゃぁ、ごめんね。行かなくちゃいけないから」 そう言うと墓に向けて歩き出す。 ―――――あぁ、今日はあの日みたいに空が青いな。 そんな事を思いながら。 何故だろう?今日は胸が痛まない。忌まわしきあの日からちょうど2年経ったからなのか。 いつも命日に来る胸の痛みもなぜか嘘のように全くなかった。 ―――――俺も変わったな……。 「キルトさん……何か思い詰めていなければ良いのですけど……」 背中でセランがそう言ったのがうっすらと聞こえた 11: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/30(月) 10 55 26 セランと別れてから10分ほど歩いた教会の敷地の中、聖職者が眠る西洋墓地が目の前に見えてきた。 規則的に並べられた墓石の中、一際大きい墓石が俺の父さんと母さんの墓。 それはただ単に二人が眠っているからなのか。それともあの日の事件で失った命だからなのか。 「これは……」 いつもは何もない墓の上、一つの花束がきれいに置かれていた。 ピンクの可憐なカスミ草……この花は……あいつか。 「いるんだろ?………ローラン」 俺がそいつの名を呼ぶと、後ろから足音が近づいてきた。 振り返ると、俺に似た赤い髪に鳶色の瞳。俺と同じ身長の男が立っていた。煙草を銜えた口角はさも意地悪そうに吊り上っている。それは久しぶりに見る悪友の姿。俺は何故か目頭が熱くなるのを感じた。 俺たちは何も言わずに固く抱き合う。 「よく解ったな、お前。褒めてやるぞ」 上から目線な口調も全然変わってない。 ―――――懐かしいな。 ローランは俺の昔からの悪友で、同業者。俺がこの仕事をすると聞いたときは猛反対していたっけ。 ローランが長期任務に就いたのが今から3年前のこと。きっとあの日の事をハインド所長にでも聞いて花を供えに来たのだろう。ローランも俺の親とは結構仲が良かったから。 「ローラン。いつ帰って来たんだよ、お前」 「あぁ、お前がせっせと働いてる時だよ。帰って来てもお前が居ないんじゃちょっと物足りなくてさ。退屈だったぜ」 そう言って久しぶりに二人で笑う。 ―――――本当に、こいつには敵わないな……。 二人の笑い声が墓地に響く。 久々で懐かしい、『つかの間の平穏』 12: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/30(月) ―heart that I lost― あの寂れた教会で仕事をしてから早くも一カ月。 其れから全く仕事という仕事もなく、俺たちは教会で束の間の平和な日々を過ごしている。 こんな平凡でいて素晴らしい日常が長くは続かないことも分かっていた。 でも今だけはこの平和で平凡な日常を過ごしていたい。あの事件から二年経った今、俺もそう思うようになった。 今までは此処から逃げ出す事しか頭に無かった俺がこんな事を思うなんてハインド所長が知ったら何て言うだろう? でもあの事件が完全に俺の心から消えたわけじゃない。 あの日俺の心に植え付けられた憎しみ、怒り、悲しみ、恐怖、そして……復讐心。 俺はイエティにいつも心が無いような事を感じ、其れをくどい位に彼に言うが今更になって思う。 ―――――本当に心を失っているのはどっちだ? 周りの人間に向ける笑顔は本物か?答えは、否だ。 愛想笑いで埋め尽くされた子供。何とおぞましいことか。 二年前のあの日、俺の心は脆く砕けた。今俺の心に残っているのは自分自身を隠すための仮面。自分自身を守る厚く堅い仮面。 俺がこの仮面を外す時、それは自分自身の崩壊。周りの人々を傷つけることになるだろう。 だから俺は仮面を固く付けて周りと、自分を偽って来た。 その事を忘れてはいけない。 でも、イエティと過ごすこの教会の日々……。 一瞬たりとも心に母さんや父さんの顔が離れた事など無いと言えば嘘になるだろう。 でも俺の心に深く根付く復讐という名の種。 花開き、実るのは何時になるだろう? それとも実りを待たずに枯れていくのだろうか? 俺にはそんな事わからない。でも実りを待たずに枯れるなら。どうせならイエティの鎌で奇麗な紅い花を咲き乱して枯れていきたい。 そう思ってしまう俺は我儘だろうか? そう思い自分を嘲る様な笑みを浮かべると粗末な教会のベッドの上、寝返りを打つ。 粗末なベッドは軋み、音を立てる。 そして、俺の思考もいつしか夢の中に消えて行った。 13: 名前:未狂 (aIfBut3OZ.)☆11/30(月) 10 57 13 翌日、僕は所長室に呼ばれた。 仕事の事で何かあったのかと思っていたが、どうやら違うようだ。 僕が所長室に着いた頃にはもう皆が揃っていた。 ハインドにブラッドにセラン、キルト、あとは僕の知らない人が一人。 きっとあの人は以前キルトが話していた人だろう。僕はそう思うことにした。 「皆集まった?」 ハインドが一人一人の顔を見つめ、全員居ることを確かめると本題に入っていった。 「皆を呼んだのには訳があるんだ。それは分かっているね?実は、此処に罪人が逃げ込んできた……これが何を意味するものか、解るかい?」 ハインドがそう言った瞬間、所長室の雰囲気が一気に凍りつく。ブラッドは顔を顰め、セランは今にも叫びだしそうな顔をして口を覆っている。キルトは何故か顔を真っ青にしていた。 僕はと言うと、何が何だか分からずにただその場に立ち尽くしている事しかできなかった。 「……本当、なのか?」 声を振り絞るようにしてキルトが尋ねる。 皆の視線がハインドに集まる。ハインドは重々しい口を開くと話し始めた。 「本当だよ」 「………ッ!」 キルトはハインドに近づいて自分より背の高いハンドの胸倉を掴むと教会中に響き渡るような大声で叫んだ。 「おい!そんな奴らを教会に入れるつもりなのかっ!?お前らはたった二年前の事も忘れちまったのかよ!?えぇ?何とか言ったらどうなんだよ!」 普段冷静で気性の穏やかなキルトが此処まで感情を露わにした姿を僕自身初めて見た。 ハインドは胸倉を掴まれながらもじっとキルトを真っ直ぐに見つめている。 その視線に少し気圧されたのかキルトは胸倉を掴んでいた手の力を緩めた。 その瞬間を見逃さなかったのかハインドは胸倉を掴んでいるハインドの手を振り払うと悲しそうな顔をして言った。 「キルト、此処は教会なんだ。逃げ込んだのが誰であろうとも、如何なる理由があろうとも僕たち殺し屋が教会側に手を出すことは禁じられている。君も身を持って分かっているはずだろう?」 キルトはその言葉にショックを受けたのか泣きそうな顔になると一人所長室を出て行ってしまった。 残されたのは息苦しいぐらいの沈黙。ハインドが『はぁ』と溜息をついて机に肘をつき、組んだ手の上に顎を載せる。 「所長。確かに此処は教会です。でも此のままだと二年前と同じような事が起こるのではないでしょうか?」 丁寧な口調でセランが尋ねる。だがその眼は何時になく真剣なものだった。 「解ってはいるよ。でもこれは教会側が決めた事だから………」 仕方が無いんだと所長が続けるとセランは静かに泣き出してしまった。 僕には何が何だか分からない。どうしてキルトがあれまでにも拒んだのか。セランが泣いている意味も、全部。 ―――――何が起こっているんだ? 僕が状況を飲み込めていない事に気がついたのかブラッドが僕の腕を引いて所長室を出た。 「何が起こっているのか分かってないだろ、お前」 いつもと変わらない口調で言う。ブラッドは煙草を銜えるとライターで火をつけ『今だったら何でも答えてやるぞ』と続けた。 「ブラッド……。キルトは、何をあんなに拒んでいるの?」 「………逃げ込んで来た犯罪者達」 「どうして?」 ブラッドはゆっくりと紫煙の煙を吐き出してしばらく考え込んだ後に僕の目をじっと見つめて答えた。 「……キルトの母さんと父さんはな、二年前に逃げ込んで来た犯罪者達に殺されたんだ」 ―――――殺された!? キルトの両親は病気で死んだとだけ聞かされていた。僕自身もそうだと思い込んでいた。 「キルトの両親もイエティと同じく孤児でさ、この殺し屋の仕事をしてた。そんな両親がキルトも大好きだったんだよ。ただ、二年前のあの日逃げ込んできた犯罪者達に殺されちまった。しかも目の前で、だ」 僕は自分の記憶を失っているから両親が何で死んだのなんて覚えていないけれど、きっとキルトよりはましなんだろうと思う。 目の前で両親が殺される以上に辛い死に方なんてある気もしないから。 「俺達が現場に駆け付けた頃にはキルトも放心状態で、もちろん犯人は逃走した後だった。俺達がもう少し早く駆け付けられていたら……今のキルトの人生は違っていたかもしれないな」 あのキルトにそんな過去が? いつも見たあの笑顔は偽物だったのか? いろんな思いが僕の頭を駆け巡る。 「……!?」 ―――――頭が……痛いッ!! 頭が割れそうなくらいに痛む。僕はその場に蹲って頭を抱え込んだ。 「おい、大丈夫か?外で奇麗な空気でも吸ってこいよ。少しは良くなるかもしれないぜ」 『俺は所長室に戻るから』そう言ってブラッドの姿は所長室の扉の向こうに消えた。 僕はよろよろと立ちあがると壁を頼りに中庭まで歩いて行った。 ―Blood and sickle― 続き
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ミストレス:カーロスから謎のトランクを押しつけられる。スタイルに拘る必要はない。 バサラ:聖母殿のエージェント。アストラル系スタイルがあれば可 クグツ:千早重工後方処理課第三班所属。 カブトワリ:フリーの荒事屋。浄化派の能天使とやり合ったことがある。戦闘系であればスタイルは違っていても可。 必要防御系神業:2枚 レギュレーション:基本・グランド×クロス・カウンターグロウ・ストレイライトまで使用可 経験点はこれまでオンセでやった分は使用可 アクトトレーラー 様々な術者たちが意見を一致させる真理がある。 『血は魔力を持つ』 術を知らぬ一般人の血ですら、魔力を増幅させることが出来る。 血の持ち主が強い力を持つほど、その効果は増す。 では、血の持ち主が救世主であったならば? 今宵より語るのがその実例。 血とそれが引き起こした奇跡を巡って、N◎VAの闇の中で何が起こったのか。 トーキョーN◎VA the Detonation 『Holy Blood』 その運命は、赤く錆びた味がした。 推奨スタイル:ミストレス コネ:謎のトランク 推奨スート:クラブ カーロス・マウリシオ・ダ・シルバは火星人を自称するトラブルメーカーで、キミの店の常連客だ。 今夜、彼が店に持ち込んだのは大きめのトランク。それがトラブルの元だって事はピンと来た。 だが、カーロスが店を出る時、そのトランクはキミの手元にあった。 血のにおいをさせながら、いつもと違う真剣な瞳で預かってくれと頼むカーロスに、キミは否と言えなかった。 それが良かったのか悪かったのかは……これから決まる。 推奨スタイル:バサラ コネ:ジョン・バイロン 推奨スート:ダイヤ ジョン・バイロンは老いたとはいえ 武装聖人(アーマードセイント) の名に恥じない退魔師である。 いや、『あった』かもしれない。彼からの連絡は、任地であるN◎VAで聖血を発見したという報告で途絶えている。 聖血は救世主の遺体から抜き取られた聖遺物であり、浄化派によって聖母殿から奪われたものだ。 キミはジョン・バイロンと接触し、聖血を回収しなければならない。 推奨スタイル:クグツ コネ:エミール・オリヴィエ 推奨スート:ダイヤ エミール・オリヴィエはテラウェアのタタラだ。しかし、彼は機密を握った上で千早に保護を求めてきた。 運が良ければテラウェアの極秘プロジェクトを丸ごと手に入れることが出来る。 運が悪ければ罠にかかり、千早は苦境に立たされる。 故に、千早はこの件に有能な工作員を投入することにした。つまり、キミだ。 推奨スタイル:カブトワリ コネ: 赤錆の凱歌 推奨スート:スペード 赤錆の凱歌 と銃弾演舞を踊ったのはいつのことだっただろうか。 あの晩、どちらかが路地にキスをしてこの世とおさらばするはずだったのだが、どうしたことか二人ともまだ生きている。 だから、いつか続きをやらなければならないとわかっていた。硝煙と鉛玉とで、 貸し と 借り を精算しなければならない。 マイケル・グローリーがゴールドと彼女のホロを投げた時、キミは いつか が 今 になったことを知る。
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ホスト側 事前の準備 メルブラのバージョンがver.2.501bである事を確認する 違う方はhttp //mirror.fuzzy2.com/meltyblood/で拾ってきましょう MELTY BLOOD Re・ACT 修正ディスク FinalTuned Ver.2.501b(統合版)ですね 次にテンプレのURLからネット対戦ツールをダウンロードしてきます 現在は旧型を使うメリットはほぼないです、何か事情がない限りは最新版でいいと思います。 ポート開放 次にポートを開けましょう メルブラのネット対戦にはUDP76の開放が必要です ポート開放の仕方はぐぐれば一発で出てくると思います もしかしたら優しいとしあきがいつか詳しく書いてくれるかも? ポート開放の方法 XPを使ってる人はこの順番にやれば出来ます。多分 マイコンピュータ→ コントロールパネル→ ネットワークとインターネット接続→ ネットワーク接続→いつも繋げてる接続方法で右クリック→ プロパティ→ 詳細設定タブ→ Windowsファイアウォールの所の設定→ 例外タブ→ ポートの追加→名前(適当)ポート番号(76)でUDPの所にチェック→OKで開放完了 見にくいので誰か修正お願い 見やすくなれば自由に消したり足したりしてOKです http //umemasu.hp.infoseek.co.jp/upnpcj/index.htmlこのアプリを使う方法も 使い方は各自調べて…というか作成者が使ったこと無いのでわからないです こちらもいつか優しいとしあきが書いてくれるんじゃねぇの!? いよいよ接続 まずは普通にメルブラを起動してパッドの設定、画面モードをフルスクリーンにしておきます ホスト側ならいきなり繋がって困る事もあるのでウィンドウの方がいいかも? 次にオプションでダメージレベルと勝利本数をデフォルトにしておきます ネット対戦ツールを起動して何も入力せずに2回Enterを押します 次にフレームスキップの設定です、基本は1に設定しておきます どうしても重い場合は2に設定、3以上にするとまともな対戦にならないと思われます あとは自分のIPをスレに晒して誰かが来るまで待ちましょう モードについて ホストを立てるとき、bufferedモードかimmediatelyモードかの選択を要求されます。 ホストのPCスペックまたは回線が遅かったり不安定である場合は、bufferdを。 PCスペックが高く、回線も速く安定しているならimmediatelyが良いようです。 また、bufferdの場合はFSを2、immediatelyの場合はFSを1にすると丁度良いです。 クライアント側 クライアント側は事前の準備のところに書いてある事を済ませてスレに晒してあるIPをツールに突っ込むだけで対戦できます ポート開放は必要ありません